Last Update : 10/31/2004 | |
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'10/26/2004 Fine 28.4℃ | ツバメウオ(スズキ目マンジュウダイ科) | Writer seiya |
しばらくの間沖縄本島で見ることのできるお魚たちを紹介していきます。 今日のお魚は『ツバメウオ』。 『ツバメウオ』は死滅回遊魚である為、夏の間本州などでも見ることができますが、 生態系環境が適合する沖縄ではいくつかのポイントに定着しています。 沖縄本島のビーチダイビングでは、真栄田岬が一番メジャーですね。 夏の真栄田岬で早朝ダイビングをするとエントリーするチェーンロープの辺りまで きて、整列してダイバーを待っています。なんとも面白い光景です。 しかしこの光景『ツバメウオ』は人間からの餌を待っているのです。 真栄田岬で『ツバメウオ』がたくさん見られることはとっても嬉しいのですが、 餌付けによって生態系に影響をおよぼしていると思うと考えてしまいます・・・。 ところでこの『ツバメウオ』ですが、生息域は釧路・富山湾以南となっています。 北海道にもいるなんでちょっとびっくりですが、沖縄では夏の間100尾を超える 群れをなして泳いでいる姿もみることができます。 よく見ることができるのは40pぐらいの若魚ですが大きくなると1mにもなります。 死滅回遊魚 : 南方で孵化した後、黒潮に乗って本州沿岸に流れ着いた魚。多くは 冬の低水温に耐え切れず南に回帰できないままその生命を終える。 |
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'10/27/2004 Fine 23.7℃ | オグロトラギス(スズキ目トラギス科) | Writer seiya |
今日のお魚は『オグロトラギス』。 沖縄でビーチダイビングをすればほぼ100%見ることのできるお魚。 とぼけた顔をしているけど好奇心が強く?(本当に天然かも)近づいても 逃げません。 オープンウォーターの講習時には必ずといっていいほど、スキルのチェックを 行ってるかのごとく、講習生だけではなくイントラも監視しています。 なので、本当のイントラかもしれません。 僕は最初あまり興味は無かった魚なのですが、潜っている間いつも僕を見ているので だんだん僕も心をひかれていきました。 いつもおとなしいくせに食事中などは小魚を丸呑みできるぐらいすばやい動きを します。(やっぱりイントラなのか?) 尾っぽが黒いところから『オグロトラギス』(尾黒トラギス)と命名されたようです。 15p〜20pのものをよく見かけます。 なかなか逃げないのでカメラモデルにはよいかも。 ナオミもかなり好きらしいこの『オグロトラギス』みんなでじっくり見てみましょう! |
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'10/28/2004 Fine 25.4℃ | ルリスズメダイ(スズキ目スズメダイ科) | Writer seiya |
今日のお魚は『ルリスズメダイ』。 沖縄で海を覗けばいたるところにいる青いちいさなお魚。。 僕が子供のころ熱帯魚といって思い浮かべたのはこの魚だった。 でも、たしか子供のころはこの魚 『コバルトスズメ』っていってたような気がする けど・・・。こう思っている人は他にもいるのではないでしょうか? 実は『コバルトスズメ』は通称なんです。 コバルトブルーがあまりにも美しい為、この名前が熱帯魚としてポピュラーとなって いたんですね。僕もこのことを知って胸の『もやもや』がとれました。 今では海に行けば毎日見ることができるのであんまり注意していなかったのですが、 南の島ではじめて出会った魚はこの『ルリスズメダイ』だったことを思い出しました。 こんなに青くきれいな魚が自分の目の前で泳いでいるのに感動して、背中を焼き ながら一日中見ていた事があります。(日焼けで夜眠れませんでした・・・。) 今でもエントリー時、最初に登場してくれるのはこのお魚。 多分みなさんもこの美しいコバルトブルーの姿に感動されると思います。 シュノーケルでも十分見ることができますが、夢中になりすぎて僕みたいに 日焼けで痛い思いをしないように注意してください!!! |
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'10/29/2004 Fine 26.7℃ | ビーチパーリー | Writer seiya |
今日は天気がよく、風も無いので午後から穴場ビーチにいってきました。 場所は、読谷村にある渡具知ビーチ(とぐちビーチ)。 『ビーチパーリー』の施設も充実していて夏場やお休みの時には地元の人で 賑わっています。 ところで『ビーチパーリー』ってなに? 意味も知りたいけど『パーティー』の間違いじゃないのと思っている人いますよね。 まず、『ビーチパーリー』とは、休みの日などに運動会用のテントなどをビーチに 張って泡盛、オリオンを飲みながら家族や仲間とバーベキューを楽しむ事です。 もともと、戦後米軍が駐留している時(今もしてるけど・・・)、休日にビーチで 『バーベキューパーティー』を家族や友達と楽しんでいるのを見て 沖縄の人たちにも浸透したようです。 では、本題。(ナオミに聞いたら想像つくっていわれちゃいました。) 『パーリー』は『パーティー』の耳英語です。当時『パーリー』と聞こえていたので それからずっと『ビーチパーリー』と呼ばれてます。 そうそう、『ビーチパーリー』にはバーベキューは必須のアイテム。 なので、『ビーチバーベキュー』とも呼ぶそうです。 ビーチの紹介は、また今度しま〜す。 |
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'10/30/2004 Fine 26.9℃ | ハナミノカサゴ(カサゴ目フサカサゴ科) | Writer seiya |
沖縄本島でよく見ることのできるミノカサゴのうち『ハナミノカサゴ』を紹介します。 ビーチダイビングでも高確率で見ることのできる『ハナミノカサゴ』。 まずは、名前の由来から。 みなさん昔の人が雪の日や雨の日などにに身につけていた蓑笠(みのかさ)を 知っていますか?「かさじぞう」の昔話。笠売りのおじいさんがお地蔵さんに笠を あげる話がありますよね。そのときの絵を思い出してください・・・。 おじいさんの身につけている蓑笠。でも写真の『ハナミノカサゴ』には似てないですね。 日本名の由来はこの大きく広げたひれが蓑笠に似ていたからついたそうです。 ちなみに英名は『ライオンフィッシュ』または『ゼブラフィッシュ』といいます。 こっちの方が、イメージつかみやすいですね。 ところでこの『ハナミノカサゴ』。とても優雅で「魚?」と思われるぐらいきれいな風貌! 「きれいなものは毒がある」といわれるように毒もちです。 この優雅な鰭には棘があり触ったらとても危険です。 手が野球のグローブぐらいに腫上がるそうです。痛そー! とってもきれいな『ハノミノカサゴ』ですが、絶対に触らないように気をつけましょう! ちなみに『ハナミノカサゴ』、35pぐらいまで成長します。 幼魚は、5pぐらいでとってもかわいいのです! |
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'10/31/2004 Fine 27.1℃ | キリンミノ(カサゴ目フサカサゴ科) | Writer seiya |
昨日のハナミノカサゴに続いて『キリンミノ』を紹介します。 この『キリンミノ』もよく見ることのできるお魚です。 名前についてですが2つ不思議なことがあります。 まず1つ目は、「どこがキリンなんですか〜!」。わかりません。 百歩譲って柄がなんとなくキリンに似ているとしても納得できません。 現在、「なんでキリンなのか調査中」です。 2つ目、みんなミノカサゴって名前についてるのになんで『キリンミノ』だけ中途半端? ( ハナミノカサゴ、ネッタイミノカサゴ、ヒレボシミノカサゴ etc・・・。) これも理由はわかりません。 なんか仲間はずれっぽいですよね。 でも個人的に僕はこの『キリンミノ』が一番好きです。なんかよく遭遇するって事も あるけどかわいいのです。でもお触りは禁物!大変なことになります。 そうです、こいつも鰭に毒針をもっています。 この毒針、自分を守るだけでは無く縄張り争いや繁殖期にオス同士が戦うのに 使うそうです。さされた相手の『キリンミノ』は半月ぐらい動けなくなってしまうそうです。 その間に、自分の領域を広げたりメスを確保するんですね! 結構、おそろしい奴だ! |
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