こどもの日の沖縄本島は東寄りの風に変わり、海はさらに落ち着きを取り戻した

ものの、雲が多く気温程の暖かさを感じない1日となりました。この日のお客様は

名古屋からお越しのFさん&Kさんカップル♪寒さに負けずKさんの大好きな

ウミウシ探しに励んできました!

この日は撮影するには最適なサイズ感のウミウシにたくさん出会えましたよ。

「学名の意味が血みどろ…なんです」と水中で説明すると、Kさん思わず

二度見してましたね(笑)

血なまぐささとは無縁のアカテンイロウミウシ。

立体的な形が存在感のあるコンペイトウウミウシ。

シラナミイロウミウシはKさんが、

ゾウゲイロウミウシはFさんが教えてくれました。

岩の亀裂にひっそりと隠れていたのによく見つけましたね!

お二人ともウミウシeyeになってきたかな?

こちらのゾウゲイロウミウシは交接中でしたね。

生殖器でお互いが繋がれているのが分かりますか?

春は恋の季節ですねぇ。

こちらは小さめ。サフランイロウミウシだと思ったのですがよく見たら

ヤマブキウミウシでした!

黄色と赤のコントラストが美しいウミウシです。もっと真剣に撮ってあげれば

良かったぐすん

ウミウシではありませんがヒラムシも紹介しましたよ。

観葉植物の葉のような柄のニセツノヒラムシ属の1種3。

葉脈までしっかり再現!とか言ってるけど、本人は観葉植物は見たこと

ないよね?!

ヨイミヤミノヒラムシは遊泳中!


ものすごく躍動感あふれる個体でした!

ウミウシ以外には毒あり生物のニライカサゴ、

同じく猛毒生物オニダルマオコゼ、

同じ岩に2個体住んでました。

魚なのにアニマルプリントのセダカギンポ、

逃げ足が速すぎて証拠写真程度ですが、同じサンゴに幼魚と成魚が

同居してました。

最近の中では大きいサイズのネムリブカなどを観察しました。

まだコモノ探しには少々厳しい水温ですが、そのお陰でウミウシ探しは

とても楽しい季節です。お二人も一緒に探すことを楽しんでくださってた

みたい♪ウミウシ探しは水中の宝探しみたいなもの。やはり自分で

見つければ可愛さも嬉しさも一入ですよね。次回は暖かい時期に…と

お伝えしましたが、寒さに耐えながらのウミウシ探しも大感激ですよ(笑)

漁港の隣では外資系高級ホテルが営為建設中。港近くのお食事処は

混雑するので昼食をどうするか考えあぐねていると…キャプテンのお店

の店長に「うちに食べに来たら?」と誘ってい頂きました。

店長仕込みのまぐろの漬け丼にまぐろとちぬまんの刺身、温かい味噌汁、

ちぬまんのガーリックソテーなどなど贅沢三昧。ありがとうございました。